金谷の信条・考え方

赤磐市の為に「どねんかしてもらわにゃおえん!」と多くの皆さんの後押しをいただき、「どねんかせにゃおえん!」とスタートして早や3期。

「真に赤磐の為」、全身全霊を持って取り組みます。

オリンピックムードで盛り上がっていたところへ、予想もしなかった「新型コロナウイルス感染症」が世界を震撼させ、いまだに終息が見えないその恐怖の中、生活も経済も停滞し、大変な不安を抱えながらの生活を私たちは余儀なくされています。

被害や影響を受けておられる皆様には、心よりお見舞いを申し上げますと共に、尊い命を奪われた方々には、衷心より哀悼の意をささげます。

政治に目を転じれば、国会議員や議員と名の付く者たち、そして公務員などの不祥事が数多く報道で取り上げられ、国民は政治や社会に不信感や不安を抱き、公の仕事をする人間の資質や能力そして判断に少なからず、失望を覚えています。特に「議員の資質や常識、行動」が問題とされています。

赤磐市議会においても、教育委員会職員と議員の関係する不祥事や弱者へのパワハラ問題などが発生し、市民に対し大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

議員は一人一人選挙で選ばれたかもしれませんが、議員各々は市民の負託に答えられる責任を持った議員活動をしなければなりません。また、常識・良識を持たなければなりません。品格を保つ努力も必要です。

市政においては、独断専行の事業推進になりかけているのが実状です。行政内部は「沈滞ムード」の払拭が出来ない状況です。謙虚に市民や周りの声を聞きながらみんなの力で事業推進が図れるよう、自らも働いて行かなければならないと考えています。

「沈滞ムード」・「消極的ムード」を変えて行かなければなりません。市議会議長3期の間で議会内部の状況は、目を見張る状態ではないかもしれませんが、改善の方向へと変わってきました。 

自分自身、議長の経験を活かし今までの実績に加え、多くの人との繋がりを基に、より一層責任と自覚を持って市政発展への努力をしたいと思います。

 赤磐市が変わるためには、従来のまま安易にことを進めるのではなく、様々な経験や人と人との繋がりを基に、計画立案から途中経過、完了へと自らが責任を持ち、スピード感と発想を持って、新しく考え出す「創意」と、それを実際に行う「実行」が必要だと考えます。それが「創意実行」私の基本スローガンです。

 勿論、初めての選挙で掲げた「市民のかゆいところへ手の届く市政へ」は、私の一貫した政治姿勢です。

市事業及び議会関連の諸問題に関しての金谷の考え方と諸課題

(赤磐市が抱える諸問題、議会や執行部の問題について、順次どのような問題が有りどのようにすべきか自分の考えを率直に伝えて行きます。)

*金谷自身いろいろな意見を持っていますが、議長と言う職責から、行動は常に公正公明に行う事を明確にしておきます。

<新型コロナ感染症対策について>

赤磐市ではこの度の「新型コロナ感染症対策」については、5月8日に臨時議会を開催し、給付金等の補正予算を早々に可決いたしました。また、6月議会においても補正予算を可決し、水道料金の免除や学校福祉の事業をすることとしました。予算執行については執行部が詳細を作成し実施に移しているところです。

特に6月議会では、議案となり審議をしている最中に、水道検針の際検針員が友実市長の署名をした「議案が可決されれば水道料金を免除する」としたチラシを個々の家庭に配って回った事が明らかとなりました。議案審議中にもかかわらず、市長自ら署名したチラシを配るという事は前代未聞の事であり、何かの意図を持って行われたのではないかとの疑念を抱かされ、議会として抗議の申し入れを行いました。

ちなみに、私は、基本料使用料すべてを4か月免除とするのではなく、基本料を1年間免除し基本水量以上に使用したものについては、徴収するのが公平なやり方だと意見はさせていただきました。他の個々の事については、時を見て掲載させていただきます。

<農業振興と農業支援センターについて>

このことについても6月議会で調査企画費が議決されました。この問題は、当初計画していた内容が大幅に変更となり、所管の委員会ではもう少し慎重に協議し進めるべきであるとする意見が大半を占めていたにもかかわらず、補正予算として可決されました。この企画内容については、特に私が30年以上経験してきた専門分野として「無理が有る。失敗する。」などの意見に理由を付けて説明しましたが、大変残念なことです。夢が実現できる農業政策をしっかりみんなで議論し進めてもらいたい。

農業は、箱を持ってきて据えるだけでは絶対にできません。特に先進的な施設を使って行う場合は、指導者・管理者の技量が大きく左右します。管理者は、栽培技術はもとより管理能力が無ければ、あっという間に失敗してしまいます。

管理者を養成し、その管理者の元に施設内容や運営方針を決め実行して行かないと、必ず失敗してしまいます。何億円もの血税をかけてやる仕事です。もっと慎重に、必死になってやらなければ、支援センターの事業意味が有りません。再考を求めなければなりません。農業はそんなに甘いものではありません。

私は、私の知識や経験をひとつ一つ丁寧に説明し協力することを惜しみません。

夢が描ける農業政策になるよう、最大限の協力をしたいと思います。

<庁舎耐震化について>

本庁舎は耐震化+リニューアルで進むことになった。多くの議員が賛成して決定された。決まった以上は、もちろんそれが無事に出来上がることを見守るしかない。

しかし、本当にそれが良かったのか? 私は、もう少し多くの人の意見を聞き、将来の赤磐市にとってそれがベストなのか?議論すべきだったと思う。

建て替えとか建て替え移転などの話も出てきた。それはそれで尊重すべき意見だと思う。40年以上経った建物に対し、今、耐震補強をしてまた数十年後には建て替えが必ず必要となる。本体だけでなく、付帯設備の更新は予測のつかない将来の大きな負担と考えるのが妥当だと思う。今、合併特例債が使えるからと言う理由は、確かにその通りだと思う。しかし、今お金を使うのか、先に使うのか?我々がいなくなった将来に大きな不確定要素を先送りしてよいのか。

極端な考え方かもしれないが、庁舎が倒壊するような地震が発生した場合、本庁舎周辺の家屋は、おそらくほとんどが倒壊してしまうのではないだろうか?市役所の機能、これは公の業務をこなすためのデーター保管と施政であろう。データーは耐震化された消防庁舎に保管されているはずだ。また、指揮を執る建物は旧町の庁舎が有る。

もう一つ別な面で水害による機能マヒを十分考えなければならない位置に、本庁舎は有る。庁舎の周りの家屋が浸水した場合、多くの被災者の発生は容易に推測される。どこへ避難することが出来るのだろうか。赤磐市には、最高で300人ほどしか収容できない施設しかない。また、市役所の職員の30%以上が赤磐市外からの職員だったはず。業務中ならともかく、夜間や休日の場合どうやって駆けつけるのか。また、職員は自宅に帰れるのか?

難癖をつけるつもりは無いが、様々な問題が有る事は確かだと言う事だ。もっともっと慎重に多くの問題を想定し、多くの人の意見を聞いてほしかった。意見が届かなかったことが、残念としか言いようがない。

せめて、今回の耐震化工事は、耐震化だけにとどめ、内部の大幅な改装改造は止めてほしい。我慢できるところは我慢して、出費を最小限に抑える努力をすることをお願いするのみだ。

まだまだ、コロナの影響の先行きは見通せない。大きな事業に踏み込んでしまえば、前へ進むしかない。景気の後退、活動の自粛、物不足などあらゆるマイナス要素が心配でしようがない。後戻りが出来なくなってからでは遅い。

この時期に、大きなお金をかける必要はない。中止しても良いのではないかと考える。

・ゴミ最終処分場について

・100条委員会について

・議会改革検討委員会について

・パワハラ問題調査委員会について

・自然環境保護について

・多くの人が集えるホールについて

・産業振興について

・住民交通の問題について

・赤磐の農業施策について

・鳥獣被害対策について

・住民共助発展について

・高齢化問題について

・あかいわブランドについて

・学校、教育、子供、家庭について

・庁舎内活性化について

・議会の活性化について

・将来の赤磐市について

                等々

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